世界的なインフルエンザ流行への自然療法的アプローチ (パート1)

自然療法の主な目的の一つは病気の予防です。西洋医学の医者は病気(名)を特定する専門者であり、自然療法士は健康を維持するための専門者といえます。

最近、世界的なインフルエンザ流行の脅威がありました。H1N1:豚インフルエンザやH5N1:鳥インフルエンザです。私は最近特に個人的に自然療法士としての責任を感じ始めるようになりました。なぜならば私は自然療法士としての「より多くの人々に自然療法による病気の予防方法のアドバイスやセラピーを紹介していく」という責任があるからです。

皆さん一人ひとりが自分自身で出来る対策をとり、正しい知識を得て自分の健康レベルを高めることができれば、また、もしインフルエンザにかかったとしてもそれに対する一人ひとりの対策・準備ができていれば、自然との調和によりその症状を治療・緩和できるでしょう。そうなれば最高と考えます。

最近私の周囲で起こった二つの出来事についてお話しします。

まず一つ目は英国領事館よりとても丁寧なEメールが届いたことです。(私はイギリス人ですが、1993年からほぼ日本に住んでおり、日本は第二の故郷になっております)このEメールはとても丁寧な印象でしたが、結論として私に伝えたかったのは、「もし日本でインフルエンザの大流行が起こったとしても、イギリス政府および領事館はサポート、医療アドバイス、本国帰国用チャーター機の手配などといったお手伝いは何もできません。」といった内容でした。(通常イギリス国外で大地震や戦争等が起こった場合、イギリス政府は英国籍の人々の救済や帰国の手配といった措置をとります)

このEメールの意図はとてもよく理解できますが、私はこれを読んだ瞬間に気がつきました。事実として、国籍に関係なく全ての人々にとってインフルエンザ感染は個人的な問題といえるということです。ただ各国政府は国民の期待を受けているので何らかの対策を取らねばならず、私が今この記事を書いている間にもワクチンや抗ウィルス薬(タミフル等)を準備していることでしょう。またマスクやインフルエンザ対策のパンフレットの用意もしているかもしれません。しかし間違いなくこれらの薬は不足します。よしんば運よくこれらの薬を入手することができたとしても、ウィルスは刻一刻と変化していくため、あなたのかかったインフルエンザに対して効果があるかどうかは保証されておりません。またそれらのワクチンや薬にどのような副作用があるかも不安です。

日本の厚生労働省は2007年3月に10~19歳の若年者にタミフルの投与を禁止しました。大阪市立大学の広田良夫教授と彼の研究チームは、2006年から2007年の間に約1万人のインフルエンザ患者を研究・調査した結果、若い感染者にタミフルを投与した場合、精神に異常をきたす可能性を発見しました。タミフル投与を受けた10~17歳の患者はタミフル未投与の患者に比べ、54%も異常をきたす確率が高くなる。実際に見られた異常行動は例えばベランダからの飛び降りやピョンピョンと跳ね回るといったものが報告されています。

次に二つ目の出来事ですが、ある夜私が1918年のスペイン風邪についての勉強をしていると、突然私の妻が部屋に入ってきました。そして彼女が何か言おうとしたときに、私が先に話し始め、彼女に質問してしまいました。「ねえ、知ってた?1918年のスペイン風邪の時に、妊婦さんの死亡率が100%だったんだって。」(この理由は現在でもはっきりしていませんが、ただ、妊娠中は体内の胎児を排出してしまわないように免疫力が下がるので、それが原因ではないでしょうか)そして、それを言い終わったときに、彼女が身体の後ろに何かを隠して持っていることに気が付きました。お茶の差し入れかな?と思ったとき、彼女が何かを持った手を私に突き出し、白いプレスティックのスティックとそれに出たブルーのサインマークをはっきり見せました。「妊娠したよ。」と彼女が発表しましたが、私が割り込んでバッドタイミングな暗い話をしたので、彼女の盛り上がった気分も沈んだんじゃないかな。

そこで、私は私の大切な人たちの5人全てがインフルエンザ感染のハイリスクグループに入るということに気がつきました。

  • 5歳以下の子供(私の娘は1歳9ヶ月)
  • 妊婦(私の妻)
  • 65歳以上の老人(私の母、義父母もほぼ近い年齢)

また、6人の可愛い甥っ子や姪っ子もみな5歳以下です。

さあ、どうしたらいいでしょうか?私はこの何年間かいろいろな自然療法に関する勉強をしてきました。もしインフルエンザの世界的な大流行が起こった場合、その治療や健康レベルの向上、予防にどういった方法・アプローチがいいだろうか。私は以前インフルエンザ患者の治療経験があり成功もしています。素早い回復や症状緩和にも成功しました。ですから、自然療法によるインフルエンザ治療のオファーはできるでしょうが、さて、いざインフルエンザの大流行が起こっている最中にインフルエンザ患者に会いたいでしょうか・・・?私がインフルエンザ患者に会うことで、私の家族に感染のリスクを負わせることにもなるし、私自身がキャリア(ウィルスの媒体者)となってインフルエンザを広げてしまう可能性も出てきます。

現在はテレビ電話の時代です。私はインターネットを通して、患者さんは自分の家に居ながらにして治療を行うことができます。しかし、そうすると私は一時に一人の患者さんしか助けることができません。何百万人が感染する恐れがあるのに・・・。理想はすべての人々を個別に治療することかもしれません。しかし、おそらく実際のベストの方法は自然療法の観点からみなさん自身が自分や周囲の人にできる治療・予防方法をお知らせし、各自で役立てていただくことだと思います。

自然療法士は伝統的に少なくとも1つの専門分野の訓練を受けます。私の場合はホメオパシーでした。ホメオパシーの医学システムは1796年から始まり、今日まで世界中の何千万人の人々に使われています。私の個人的な意見では、歴史的にホメオパシーはインフルエンザはもちろんのこと、様々な疫病の治療にも最高の治療実績を持つと信じます。

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